オーストラリアの性教育の専門家が、両親がおむつを交換する前に子供に許可を求めなければならないと主張し、性行為の同意についての論争を巻き起こしています。
この発言をしたのは、ボディセフティ・オーストラリアで働いているディアン・カーソン氏。
ツイッターのプロフィールを見てみると、同氏は性教育者、講演者、作家だそうです。
ボディセフティ・オーストラリアは、児童虐待防止のため、幼稚園から高校までの児童を性行為の同意や境界を尊重して教育する組織です。
子供たち性行為の同意を教える団体に勤める同氏はオーストラリアのABCニュースネットワークに登場し、サクソン・ムリン(Saxon Mullin)氏に次のように話しました。
「性的同意法に関する全国的な議論は、サクソン・ムリンの強姦事件*がきっかけで始まっりました」
カーソンは、両親は子供たちにできるだけ早く性行為の同意について教えるべきだと主張しました。
訳注*・・サクソン・ムリン(23歳)さんがシドニーのナイトクラブの路地裏でナイトクラブオーナーの息子の私立高校生ルーク・ラザロに強姦され、犯人は逮捕された。この事件でニューサウスウェールズの性行為の同意法で「制度上」の問題があらわになった。
「我々は、赤ちゃんの誕生からともに働きます。まさに家庭で同意の文化を始める方法についてです。『今、おむつを替えまますよ。いい?』と聞きます。もちろん赤ちゃんは、『いいよ、ママ』と答えませんが、おむつを替えて欲しいと思っています」
「しかし、間をあけてボディランゲージを待ちアイコンタクトを待っていると、その子は、自分たちの反応が重要だということをあなたが知らせるようになります」
全文はこちらをご覧ください。
Teaching consent early can have long-lasting, positive effects, says educator Deanne Carson.
Tuesday on #InsightSBS: https://t.co/GmoSqaW7iT pic.twitter.com/TBA3v86f7Y— Insight on SBS (@insightSBS) 2017年8月6日